| 障害者の社会自立への支援施設で、丁寧に作業しています。
正式名称は『身体障害者通所授産施設 のびのびランド』。
身体にハンディを持つ方々が、
自宅から施設に通い作業をし、また自宅に帰る・・・という施設です。
平成11年4月1日にスタートしました。
定員は20名。職員はパートを含めて約10名います。
ピンクの外壁がとても目立つ建物です。
 
通所している方は、身体に障害を持った方が主で、知的・精神に障害を持つ方もいます。
いろんな障害があるので、通所する目的もさまざまです。
本来は、ハンディを持つ障害者が社会自立できるように支援する施設で、一般就職が出来るよう支援していくことが目的ですが、障害もさまざま、性格もさまざまなので
「まず自宅から外へ出よう!」という人
「障害があって一般就職は無理だけど働きたい」という人
「家にいても話し相手がいないから作業しながら誰かと話がしたい」人
「障害があって無理かもしれないけど就職したい」人
など、いろいろな状態の人が通っています。
作業は、食品加工作業が主です。
原料は他企業から仕入れます。
商品にするのが施設での仕事。
どうせ作るなら自分たちの誇れる商品を作りたいと、一つ一つ丁寧に心をこめて作っています。
障害のない人から見れば誰にでも出来る簡単な作業です。
でも、どこか少し障害があれば、それが難しい作業になってしまいます。
ひとつの作業を全部自分で出来る人は少ないですが、
出来ないところは出来る人がカバーをしながら作業しています。
これが団体のいいところですね。
時々言い合いをしながら作業をすることもあります(笑)
「せっかく商品を作るのだから、いろいろな人に商品を知ってほしい」
「給料もたくさんほしい」
そんな思いもあって、通所者自らが練習をして、病院の売店や個人商店、道の駅などに販売してもらえるようお願いに行き、今では市内の何箇所かに卸しています。
 
障害がある人にとって、プルーンの袋詰め作業は取り組みやすく、重度の方でも参加できる作業になっています。
個包装を1000個単位で、全国の作業所に卸したりもしています。
作業以外に1日の楽しみといえば『給食』です。
同じメニューでも、絶対同じ味にならない自信があると調理員は言います。
味もバラエティに富んでいて、イロイロなおかずも出るので、料理の勉強にもなっています。
レクリエーションも時々行います。
買い物が大〜〜好き!という人が多いので、出来る限り買い物が出来るところをレクリエーションの場所に選びます。
バリアフリーが言われる昨今、トイレも昔に比べて増えましたが、まだまだ障害者用トイレがなかったり、段差があって利用できない施設も多いです。
障害者でも行きたい所に行ける世の中になるといいなーと思います。
ーのびのびランド 指導員:江藤智子ー
〜通所されてるみなさんから、ひとこと〜
●三宅政博さん
作業は毎日10時から3時まで。
職員さんも仲間たちも、毎日楽しくのびのびと仕事をしています。
仕事ができる日々が生きがいがあってとても楽しいです。
お客様に、いつでも、どこでも美味しく食べていただけるような商品作りを考えるのが大変です。
袋の中にごみなどが入らないように衛生面には特に気を使っています。
袋にシールを貼るのは時間がかかってとても難しいです。
つらいことは特にないけれど、商品の注文が来ないときが一番つらいです。
●福島正人さん
衛生面には特に気を使っています。
楽しいことは、ゆとりの時間と一泊旅行です。
つらいことは、仲間の話し合いをまとめることです。
●大友圭子さん
野菜たっぷりスープには、雑炊やうどん、ラーメンなどに利用できることをお知らせするようにしています。
商品の袋にシールを貼るのに、見本を置いているのですが、それでもなかなかうまくいきません。
時間がかかりますが、一枚一枚心をこめて仕上げています。
楽しいことは、仲間や職員と話が出来ること。そしてレクリエーションや一泊旅行も楽しみです。
けれど何といっても一番は給食。とてもおいしいです。
つらいことは、仲間同士で仲良くできないときです。

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